【教師視点】感染症が学校で拡大しない理由【みんながんばってる】

社会問題に対する考え

最近のニュースでは,学級閉鎖保育園の休園を根拠に「子どもの感染が広がっている」と言われている(令和4年2月13日現在)
学校や保育園を続けることで感染が広がっていくのだろうか
私はそうは思いません。
根拠を3つ示します。

①1日に会う人の数は限られている

私が会うのは,担当学年の子ども約00人職員10人程度(職員は40人くらいいますが,近くで話す人を10人とカウントしています)です。
全校の児童や全職員と密接にかかわるわけではありません
しかも,いつもと同じメンバーです。

②陽性者がいても全員が濃厚接触者ではない。

濃厚接触者とは,「マスクを外して,1m以内で15分以上の会話」など,感染した可能性が高い人を指します。
学校ではすべての子がマスクをしていますし,黙食もしています。
(状況にもよりますが)基本的に濃厚接触者はいません
学校に濃厚接触者として報告される多くは,「帰宅後にマスクせず一緒に遊んでいた」「家で○○パーティーをしていた」などと聞いています。

③基本的な感染予防はしている

これは,小学校でも中学校でも言えることです。
マスクしてます。
寒い中でも手洗いしてます。
黙食してます。
アルコール消毒がクラスに配備されています。
授業後に職員が消毒をしています。
絶対に感染しないとまでは言い切れませんが,予防はしていると思います。

【まとめ】

学級閉鎖をしても「感染の拡大は確認されなかった」と多くの学級が再開しています。
陽性者は出てもクラスターにしないことこそが,学校に求められているのではないでしょうか?
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