学校でお金の教育ができない理由【教室では言えない話】【第1回】

おこづかい教育

子どものおこづかいをいくらにするか?
どうやって渡すのがよいか?保護者として悩んでいる方,多いですよね。
今回の記事は少し長編になります。
おこづかいの話は,第5回になります。第1~4回はその予備知識になります。

教室で言えない理由

わが子が将来困らないように,お金の教育をしたいと考えるのは親として当然でしょう。
しかし.おこづかいをどのように渡すのかは各家庭の判断に任されています。
「お金の教育こそ義務教育に必要」という人も見かけますが,なぜ学校ではお金の教育ができないのでしょう?

それは,「家庭のお金の使い方を否定することになりかねないから」です。

子どもが学校でお金の授業を受けて家に帰った時,親の金銭感覚のなさに気づく事態にもなりかねません。
もしも私が,お金の教育の知識をもっていても,公教育として,家庭内トラブルを引き起こしかねない「お金の教育」はできないのです。
だから,ブログに書くのです。

親として身につけるべきお金の知識

第1回で保護者の皆さんにお伝えしたいことは2つです。

「お金を与えすぎると,子どもはお金に弱くなる」

大人になっても親や兄弟のお金を当てにしている人は親戚・友人にいませんか?

(私の周りにはそういう人がいます)

一般論ですが,お金をもらうのが日常化すると,人はお金について考える力が弱くなりやすいです。

「金銭の要求は,親が相手でも必ずエスカレートする」

これは,子どもなら尚更です。時に大人でも…

わが子「もっとほしい」になんでも応じるのではなく,親として芯をもって教育したいものです。

次回予告

第1回は以上です。

第2回から第4回は,育てたい子どもの姿を明確にし,親が身につけるべきお金の知識について書きます。
第5回は,おこづかいの渡し方3選と私が一番おススメする方法について書きます。
興味があったら続きの記事もぜひ読んでください。

自分のお金のことを真剣に考える子に【買い物で気をつけること】【第2回】

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よろしくお願いします。