今,海底火山の噴火による大量の軽石が社会問題になっています。
この問題で私たちの生活に大きく影響するのは,船が止まってしまうことです。
逆に言えば,軽石があっても船を進めることができるようになれば,問題の一部は解決できるのです。
現在のエンジンの仕組み
海水を吸い上げてエンジンを冷却しているものが多くあります。
冷却装置を積まなくてよい分だけコストは安いですが,軽石が入ると吸水口がつまり,熱を帯びてしまいます。
要するに海水を吸い上げずに,進めるエンジンにすればよいわけです。
エンジンの改良案
気体を放出して進む空気噴出型や水車のようにオールを回転させて進むオール回転型なら,軽石の上でも船は進みます。もっとよい方法もあるかもしれません。
エンジンを変えると確実にエネルギー効率は落ちるでしょう。
しかし,船が進まなくなるよりは被害は少ないと私は考えています。
まとめ
今回の軽石問題が漁業に与える影響は大きいです。
エンジンの仕組みを変えると言っても,費用等の問題が生じるでしょう。
国からの補助金が出れば,エンジンの開発も船の改良も進み,解決へと進むと思います。
一方で,船のエンジンを変えても生態系への悪影響や養殖産業の苦悩は残ります。
これらの問題に対する解決案も,考えていきます。
記事は以上です。
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