メダカ飼育における間違った思い込み5選【余計な行動がメダカを苦しめるかも】

メダカ飼育を始めよう

趣味のメダカ飼育について,私が見てきた初心者の思い込み(NG行動)をまとめます。

① 大きい水槽にメダカが少ないとさみしい

 飼育しているうちにメダカは増えます
 卵を産むことを視野に入れると,最初は水槽を大きめに,メダカは少なめにしましょう。

② メダカが近づいてくるから,エサを欲しがっているんだろう

 メダカはエサを与えるだけ食べますし,たくさん欲しがります。
 エサをあげすぎると,食べ残しやフンが増えて水槽環境が簡単に悪化します。
 
 もともとメダカの住んでいた田んぼには,エサ(微生物や藻)は豊富ではありません。
 市販のエサは栄養価が高いので,エサやりのし過ぎには気をつけましょう。
 1粒が小さいおにぎり1つ分と思って,あげる程度がよいです。
 実は毎日あげる必要もありません。

③ 水草は多い方がいい

 メダカにあった水草を水槽に入れるときにも,入れすぎないようにしましょう。
 メダカと同じく水草も増えます。
 初心者のうちは少なめ(1種類か2種類)がおススメです。
 育ちの遅い水草なら管理も簡単です。

④ フィルター(ろ過器)やエアレーション(ぶくぶく)は必須

 フィルターやエアレーションはあるとよいものです。
 ただ,必須というわけではありません
 時に,フィルターの間に挟まってメダカが死んでしまうこともあります。

 私の学校では夏休みはフィルターも何もないプラスチックケースでメダカ飼育をします。
 すると,あっという間に水が緑色になります。
 グリーンウォーターというエサの豊富な状況です。
 夏休みが明けてからフィルター付きの水槽に移せば,2日ほどで水は透明に戻ります。

 要するに,フィルターやエアレーションは必須ではないのです。
 自然のままの水の方がメダカにとって生きやすいこともあります。

記事は以上です。

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