ご褒美で釣らなくても,シンプルな言葉の言いかえで,子どものやる気を上げることができます。
教師をしていると,自分でも驚くほど子どもをやる気にさせる技術が身につきます。
ぜひ,ご家庭の子育てに生かしてみてください。
小学校高学年くらいまではわりと有効です。
今日のテーマは「お店で騒ぐ子どもへの声かけ」です。
お買い物や外出でテンションが上がる子どもたち。
修学旅行や野外活動の引率でも,よくある光景です。
「静かにしましょう」と言っても聞かなかったりして,その場で話しても無駄なことが多いです。
① 「騒ぐ子がいるので帰ります」
「騒ぐ子がいるので帰ります」 と言って子どもの手を引き,車まで連れていく。
ポイントはその場では話をしないこと。
黙って車の方向に歩いていきます。
子どもが何と言っても,こちらはそれ以上の言葉を発しません。
歩いている時間に子どもなりに考え,話が通じる精神状態になります。
② 「お店で騒いではいけません。約束できる?」
「お店で騒いではいけません。約束できる?」
これは,子どもから「できる」を引き出すための質問です。
「できる」と言ったら連れていきます。
ほとんどの子は,約束を守って行動します。
「できない」と言ったり,約束を破って騒いだらすぐに帰ります(子どもを家において買い物にいきましょう)。
記事は以上です。
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