趣味のメダカ飼育について,私が見てきた初心者の思い込み(NG行動)をまとめます。
① 大きい水槽にメダカが少ないとさみしい
飼育しているうちにメダカは増えます。
卵を産むことを視野に入れると,最初は水槽を大きめに,メダカは少なめにしましょう。
② メダカが近づいてくるから,エサを欲しがっているんだろう
メダカはエサを与えるだけ食べますし,たくさん欲しがります。
エサをあげすぎると,食べ残しやフンが増えて水槽環境が簡単に悪化します。
もともとメダカの住んでいた田んぼには,エサ(微生物や藻)は豊富ではありません。
市販のエサは栄養価が高いので,エサやりのし過ぎには気をつけましょう。
1粒が小さいおにぎり1つ分と思って,あげる程度がよいです。
実は毎日あげる必要もありません。
③ 水草は多い方がいい
メダカにあった水草を水槽に入れるときにも,入れすぎないようにしましょう。
メダカと同じく水草も増えます。
初心者のうちは少なめ(1種類か2種類)がおススメです。
育ちの遅い水草なら管理も簡単です。
④ フィルター(ろ過器)やエアレーション(ぶくぶく)は必須
フィルターやエアレーションはあるとよいものです。
ただ,必須というわけではありません。
時に,フィルターの間に挟まってメダカが死んでしまうこともあります。
私の学校では夏休みはフィルターも何もないプラスチックケースでメダカ飼育をします。
すると,あっという間に水が緑色になります。
グリーンウォーターというエサの豊富な状況です。
夏休みが明けてからフィルター付きの水槽に移せば,2日ほどで水は透明に戻ります。
要するに,フィルターやエアレーションは必須ではないのです。
自然のままの水の方がメダカにとって生きやすいこともあります。
記事は以上です。
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