教師をしていると,「先生のせいで勉強ができなくなった」「部活が弱くなった」などと言われ,力の無さを感じる時があります。
子どもにとって環境はとても重要な要素です。
親ガチャという言葉も流行ったほどに,学校も家庭も,そして世の中も,どれも子どもの成長に大きく影響します。
教育の責任はだれがとる?
さて,子どもの教育の責任は誰がとるのでしょう?
「最終的には保護者が責任をとる」という人もいますが,私はそうは思いません。
責任をとるのは大人になったその子自身
教育の責任をとるのは,大人になったその子自身です。
たとえば教師の教え方が悪く,勉強が苦手になったとします(申しわけないです)。
どんなに保護者に「責任をとれ」と言われても,私は(教師を辞めることはできても)責任をとることはできません。
責任がないではなく,責任をとれないのです。
だからこそ,私自身が子どもにとってよい「環境」であるために努力をします。
責任をとれない分,子どもたちが素敵な大人になるためにできることをします。
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