この記事は自分のお金のことを真剣に考える子に【買い物で気をつけること】【第2回】の続きになります。
子どもはおこづかいを使い切ってしまうものです。
少なくとも私はそうでした。
なぜなら,貯金をしてもお金が増えないからです。
大人ならば,「なにかあったときに備えて貯金」をしますが,子どもには伝わりにくい話ですよね。
子どもに貯金の大切さを伝えるために,まずは私たち大人がどのくらい貯金をするべきか考えましょう。
先取り貯金で生活防衛資金を貯める
保護者のみなさんは毎月,給料が入ってきますよね。
まずは「収入の10%を先取り貯金をする。残りのお金で生活をする。」ようにしましょう。
月収が15万なら1万5千円。20万なら2万円を,別口座(定期預金など)に移すなどして毎月貯金をします。
そして残りのお金で生活する方法を考えていきます。
残りのお金で生活する方法で,私が意識していることは家計簿をつけることです。
家計簿と言っても,紙ではなくアプリがおススメです。
初期設定は少したいへんですが,銀行口座と連動しておけば収入も管理ができますし,レシートを撮影するだけで支出も管理できます。
なによりお金の使い方について真剣に考えるきっかけにもなります。
1年続けると自分の年間の生活費も見えてきます。
まとめ
貯金をする理由は,生活防衛資金をためるためです。
生活防衛資金は,「何かあった時の貯金」です。
私は生活費の24ヶ月分貯まれば安心だと考えています。
慣れてきたら貯金の割合を20%~30%に増やしていくと,生活防衛資金が貯まりやすくなります。
家計簿を1年続けて,年間生活費が見えるようになると生活が楽になります。
では,生活防衛資金が貯まった後はどうするのがよいか。
お金を使い切らず,貯金のできる子を育てたい【お金は増えるの?】【第4回】で説明をします。
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